憧れの先輩と繋がっていることを実感!天文部OBOG会

 5月27日(土)、第2回の天文部OBOG会が新三丘会館(同窓会館)で開催されました。天文部は三国丘を代表するクラブの一つであり、卒業生には元宇宙飛行士の土井隆雄先生もいます。今年の新入生の部活動入部率は初めて100%を超えたのですが、そのことに大きく貢献したのも天文部です。10人を超える新入部員が入部しました。今は6月の文化祭に向けてプラネタリウムの製作に取り組んでいるそうです。

 開会の時間に合わせてお邪魔したのですが、ここで素晴らしいシーンを見ました。現役部員が全員前に立ち自己紹介をしていた場面です。入部の動機は様々ですが、「先輩のようになりたい」と言った新入部員が何人もいました。この場には第26回の卒業生から78期入学生まで40人を超える人が天文部という共通項で繋がっていたのですから「先輩のようになりたい」という言葉の意味は深いと思いました。高校1年生にとってOBOGの大先輩方は輝いているのでしょう...自分の好きな世界で生きていくことは並大抵ではないと思いますが、まっすぐ夢を見据えてこだわりの人生を送る人が出てきてくれたら後輩たちの新たな憧れが生まれます。そんな日が必ず来ると思いました。

 記念講演をしてくださったのは第41回の卒業生で高知工科大学教授の 山本 真行 先生です。演題は「1986 三丘天文部から始まった私と宇宙のかかわり」。まさに現役の三丘生に自信と誇りを持たせてくれるお話だと感じました。

 この日の天文部OBOG会のように三国丘には伝統校ならではの時間と空間があります。これもまた本校の魅力だと強く感じました。