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英語で笑い合う関係性ができました!SSH・SGH合同留学生交流会

 コロナ禍で中断していたイベントがまた一つ復活しました。留学生交流会です。来校してくれたのは日本の大学への進学をめざして大阪で勉強中の留学生40名です。まさに多国籍!世界中から集まってきてくれたという感じでした。参加してくれた留学生のうちおよそ半数は文部科学省の奨学金を受けて来日した学生だということでした。

 当日(5月27日)のプログラムは大きく2つ。1つは探究活動のポスター発表です。CSⅢを選択している3年生から15チーム(理系7チーム、SGH8チーム)が英語でポスターセッションを行いました。もう1つは親睦会です。小グループでの交流を繰り返しました。文化も習慣も違う留学生と英語でコミュニケーションを図る時間が続きます。どうなるのかと思いきや、会場となった視聴覚教室は笑い声が絶えない空間になっていました。

 私が三国丘らしいなぁと思ったのは、準備から当日の案内誘導、司会進行、そして後片付けまですべて生徒が担っていたということです。英語が苦手な私はこの日の短いスピーチを読むだけでドキドキしていたのですが、三丘生は表情豊かに話している人が目立ちました。ポスターセッションの途中で質問が来ても慌てずにちゃんと英語で説明していたのが印象的でした。

 留学生の中には日本に来てまだ日が浅い人も含まれていて、中には、先生以外の人とはじめて会話したという人がいました。三丘生にとっては日本で国際交流ができる貴重な機会でしたが、留学生にとっても年齢の近い日本の高校生と交流することができる得難い経験になったと思います。

 府立高校では各校の特色を活かして様々な取組をしています。国際交流活動もその一つです。三国丘では、NASAやオーストラリア、フィリピンなど海外研修を多く実施していますので、その分来校してくれる外国人が多いのかもしれません。将来国際社会で活躍する夢を描いている中学生にとっては魅力的な特長だと思います。この日の交流会の最後は恒例の花道を作って留学生のみなさんをお見送りしました。