大阪公立大学医学部医学科には"仁澪会"という同窓会組織があるそうです。最近、この組織が発行する機関誌を読ませていただく機会があったのですが、なんとそこに"三丘会"という文字を見つけました。該当ページをそのままご覧いただくのが一番わかりやすいかとは思いますが、一般に公開されている文章や写真ではないので概要を紹介させていただきます。
お察しのとおりここで言う"三丘会"というのは大阪公立大学医学部医学科に在籍又は同学科を卒業した三丘同窓生（三国丘高校を卒業した人）の集まりです。この記事には概ねこんなことが書かれていました。
◇2022年度の定例会をリモートで開催した◇その際25期卒の先生から学生へのメッセージをいただいた◇その他にも卒業生の研究者や医師から最新のロボット手術や医系技官としての近況、心臓外科医としての仕事や4人の子育てをしながら産科医として診療を続けてきた体験談などの貴重なお話を伺った◇参加した学生にとってはそれぞれの将来に役立つ話だったのではないか◇来年こそはコロナが終息し対面で歓談できることを切に希望している
直近の進路実績を見ると75期生（今春卒業）は現浪あわせて18名が医学部医学科に進学しました。そのうち現役は3名〈神戸大医学部1名、和歌山県立医大2名〉です。現役で3名が国公立大学の医学部医学科に合格したのは何年かぶりのことです。今年の3年生（76期生）にも医学部医学科をめざす生徒がたくさんおり、その数は増加傾向にあります。医学部医学科は超難関ですが医師や研究者になって人（社会）の役に立ちたいという志を貫く生徒が増えてきたというのは非常に喜ばしいことです。
さらに、そんな三丘生を支えてくれる先輩がいるというのはとても心強いことですし、その心こそ三国丘高校が誇る三丘スピリットだと感じています。医学の道に限らず多くの分野で多くの卒業生のみなさんが後輩たちを大事にしてくれていることに、校長としてあらためて感謝申しあげたいと思います。ありがとうございます！