まずは、写真をご覧ください。間違いなく、この明るさが彼女たちのパワーの源です。
大阪府で6校が近畿大会出場権を得る第74回インターハイ予選において、並みいる強豪私学を抑えて見事第4位に輝いた女子ハンドボール部のみなさんです。上位６校は以下のとおりです。
優勝：大商大堺高校 準優勝：四天王寺高校 第3位：宣真高校 第4位：三国丘高校
第5位：箕面自由学園高校 第6位：好文学園女子高校
実は、この快挙は2年連続です。去年の今頃も校長室に嬉しいお知らせを持ってきてくれました。数ある公立高校の中でどうして彼女らが強いのか？中学校時代にハンドボールを経験したした人はほぼゼロですし、練習時間も非常に少ないのが現状です。教科の勉強や受験対策、探究活動等超忙しい中、少ない練習時間でこれだけの成果を収めることができた秘訣は「集中力」と「明るさ」だと思います。時間を有効に使うという習慣は部活動に限らず三丘生ならスタンダードな能力だと思います。文字にすれば簡単ですが行動に移すのは大変なことです。しかし、それをクラブとして実践した結果近畿大会出場というご褒美を得ることができたというわけです。言い換えれば、少ない時間で集中した練習をすることがどんなに大事なことか証明してくれたということになります。スポーツですからスランプもあります。苦しい時にこそ励まし合える明るさがクラブの風土として根づいていたからこそ強い結束が生まれたのではないかと思います。明るさが集中力を持続させたと言えます。
中学生のみなさん、受験勉強は大変でしょうが、自分が写真のような笑顔で高校生活を過ごしている様子を想像してみてください。三国丘高校では今年初めて新入生の入部率が100%を超えました。部活動も三丘生の青春の1ページです。みなさんの入学と入部を心からお待ちしています。