生徒会執行部の生徒が作ってくれた教室掲示用案内文を入手しました。まずはご覧ください。
自習室として開放する場所はなんと食堂です。実は、この話にはウラがあります。
三国丘高校は令和7年に創立130周年を迎えます。同窓会、PTA、そして学校が記念事業実行委員会を組織して130周年記念事業を考える中で食堂の改修という話が持ち上がりました。これを受け、周年事業の前倒しという形で、食堂の壁を塗り替え自動水栓をつけて空調設備も整えてくださいました。このことにより快適な環境で昼食が食べられるようになりましたが、それだけではもったいない（もっと他に活用法があるはずだ）ということで考え出されたのが自習室としての活用です。生徒の中には以前から、食堂に空調を整備して自習室にしたいという声がありました。食堂の改修は生徒にとっても念願だったということになります。今日の食堂の写真を撮ってきました。ご覧ください。
ここから先が三国丘らしい話です。私の経験から言えば、学校の中で"食堂を自習室として活用しよう"という話になれば、教員が活用のためのルールを作って生徒に周知します。先生が作ったルールで生徒が使うということです。
もう一度、一番上の写真をよ～く見てください。この案内文を作成したのは、生徒会執行部です。もちろんルールを作ったのも生徒会執行部の生徒たちです。自主自律とか生徒主体とかいう言葉はよく聞きますが、ここまで徹底的に生徒を信じて任せている学校は滅多にないと思います。当然、このルールをつくる過程では生徒指導部の先生方の助言があったと思いますが、周知や運用は生徒が行うということです。三丘生のみなさん、食堂自習室を使ってくださ～い！