今年の体育祭は9月22日（金）。開催まで2週間をきりました。3年生有志による応援合戦の準備もいよいよ佳境を迎えています。今日の昼休み、短時間でも集中して応援団演技の練習をする生徒たちの様子を取材してきました。
太鼓を打ち鳴らしながら本番さながらに踊る姿を見ていると、思わず「がんばれ！」と声援を送りたくなります。それというのも、応援団の完成度を高めるのは、まさに時間との戦いだからです。
三国丘高校は全定併置校（全日制と定時制が一つの敷地内にある学校）ですので、部活動後の応援団練習はできません。最終下校時刻は午後6時と決まっています。部活動も含めて午後6時には全日制生徒の全員が校門の外に出なければなりません。そうなると、応援団練習ができるのは朝（始業前）と昼休みということになります。朝の練習の時間帯は生徒会が決めていますので、早朝から始めるというわけにはいきません。応援団は、本当に短い時間を繋ぎ合わせて練習を重ねているのです。受験勉強でも仕事でも、隙間時間を有効に活用することはとても大事です。短い時間を積み重ね、自分たちの理想に近づける応援団練習は、将来に繋がる実践的な訓練とも言えます。太鼓の音に合わせて動作や隊形移動を確認する様子に頼もしさを感じました。
中庭で練習する団にスマホを構えたら、ポーズをとってくれる生徒がいました。校長ブログのこともちょっとは認知度が上がってきたかと思うと、嬉しい気分になりました。集中している3年生の顔はみんなカッコ良かったです！
