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船田愛子さんの15首も載っている「京大短歌29」が発刊されました

 いきなり船田愛子さんと言われても...と思われる方が多いかと思いますが、三国丘高校で船田愛子さん(75期)は有名人です。卒業後は和歌山県立医科大学に進学し、医師をめざしておられます。

 船田さんが有名なのは、短歌です。第1回与謝野晶子青春の短歌大会で「産経新聞社賞」を受賞したり、第1回短歌研究ジュニア賞(高校生の部)で金賞を受賞したり...数々の賞に輝いています。

 その船田さんが「京大短歌29」(京大短歌会発行)という冊子に15首を寄稿しました。15首の中には、前述の金賞を受賞した一首もありました。

 「エル・グレコの受胎告知みたいな空」指差す君にうなずいてみる

 文芸とか芸術とかいう世界には縁遠い私ですが、ドキッとした一首がありました。南海高野線堺東駅を利用している人なら、なるほど...と唸るんじゃないでしょうか。紹介します。

 車窓からイソノ医院の看板が見えたら街が近づいてくる

 かなりローカルな感じですが、それが魅力なんだと思います。「えぇっ、どういうこと?」と思われた方は、堺東から三国ヶ丘駅の方向に向かう電車に乗ってみてください。それにしても、三国丘高校の卒業生って多彩だよなぁ...そんなことをあらためて感じました。

母校75期生・船田愛子さんが短歌で相次ぎ受賞

※ このブログに掲載した短歌の引用元は「京大短歌29」(発行:京大短歌会)です。