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【投稿記事】合同観望会 in 北野高校 これこそ一歩先行く部活動やで!

 天文部からの投稿です。ご覧ください。

 最近、部活動関係の投稿記事を書くときに強く感じることがあります。公立高校の魅力化のことです。特に、高校受験を控える中3生をお子様に持つ保護者のみなさまに読んでほしいのですが、部活動を取り巻く状況は、保護者のみなさんの中高時代とはまるで違うと思いませんか?

 少子化が進み、学校の数が減りました。そんな中、部活動はどうなったでしょう?運動系部活動に着目して高等学校体育連盟(高体連)を見ると一目瞭然です。種目によって差はあると思いますが、保護者のみなさんの高校時代と比べて、公立高校が勝ち残る割合は明らかに減っています。私立高校は学校法人の方針として部活動を振興しているところが一定数ありますが、公立高校はそうはいきません。運動部活動に入部する生徒数は目に見えて減ってきていますし、活動時間等の制約も年々強くなってきています。運動部活動に限って言うと、戦績は明らかに私立高校優位になっているんじゃないでしょうか?府立高校では運動部活動を維持するために合同部活動制度も導入されました。

 そんな中、三国丘高校の部活動入部率は102%です。運動部も元気に頑張っていますが、近年目立っているのは文化系部活動の活性化です。入部率が100%を超えているのは兼部が多いからであり、兼部が可能なのは運動部より文化部です。

 校長ブログを読んでくださっている方ならもう既にお気づきかと思いますが、文化系部活動の中でも、最近群を抜いて元気なのが天文部です。その天文部から元気で面白い記事を投稿してもらいました。読んでください。

 112日(日)の午後、三国丘高校 天文部と北野高校 地学研究部で北野・三国丘合同観望会を実施しました。 1週間前に岸和田高校とも観望会を実施した際の投稿記事もあるので、ぜひそちらも良ければご覧ください。

 北野・三国丘合同観望会では、前半はアイスブレイク、後半は星空観望会としました。 アイスブレイクでは他己紹介ゲーム、itoNASAゲームを行い、初対面の相手を紹介するために相手にインタビューをしたり、月面でなんとか生還しようと班のメンバーでコンセンサスを取ってディスカッションをしたりしました。

 アイスブレイクの時間を通じて、距離感が縮まり、冗談を言い合えるくらい打ち解けた後、いよいよ北野高校の屋上に上がらせていただき、星空観望会がスタートしました。 シーイング(上空の大気のゆらぎの程度)が良く、北野高校が保有する天文台である六稜天文台の望遠鏡で、とても綺麗な月や木星を観察することができました。

 また、スマート望遠鏡で星雲の撮影に挑戦したり、一眼レフを使って星空や夜景を撮影したりとお互いの持ちうる知識とスキルを共有しながら部員全員思い思いの時間を過ごしていました。

 今年度から初めて合同観望会というイベントを実施し始めたので、当然100点満点とは言えないです。偶然成功することはあっても、偶然失敗することはないので、うまくいかなかったところをフォローアップして、次の世代に受け継いでいきたいと思っています。 また、同じような活動をしている部活が手を取り合って、足りないところを補い合いながら、共に成長していく。このことが一歩進んだ部活動の姿なのではないかと考えています。 長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます。

 私は、天文のことなど全くの無知ですが、投稿してくれた記事の最後から3行がとても気に入りました。同じような活動をしている部活が手を取り合って、足りないところを補い合いながら、共に成長していく。このことが一歩進んだ部活動の姿なのではないかと考えています。」この前向きさが三国丘高校天文部の魅力です。天文部が、これからも三国丘高校部活動を牽引してくれることを心から願っています!

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