それぞれの学校にはルーツがあります。三国丘高校は、今年度、創立130周年を迎えた伝統校ですが、実は、同じ年に創設された府立高校が他にもあります。府立八尾高校と府立茨木高校です。この3校は、明治28年に誕生した三つ子のきょうだいです。三国丘高校が「大阪第二尋常中学校」、八尾高校と茨木高校が、それぞれ、第三尋常中学校と第四尋常中学校です。私はこの日、3校の校長を代表して、開会式でご挨拶をさせていただきました。その中で紹介したのですが、3校の校章には数字がデザインされています。三国丘高校の今の校章には「二」の字はありませんが、旧校章にはちゃんと「二」の字が描かれてます。八尾高校の校章のデザインには「三」が茨木高校には「四」が含まれています。
そんな3校のハンドボール部が、創立130周年を記念して、大浜体育館で交流大会を開催しました。部員や顧問だけではなく、コーチやOBOGも集まり、和やかな空気の中で行われた開会式は、見えない歴史の糸が3校を繋いでいるように思える時間でした。


試合前に集まってくれた部員たちに私が言ったことは2つ。ひとつめは、交流とはいえ勝負は勝負...優勝をめざして頑張ろう!ということ。もうひとつは、交流を楽しむ気持ちも忘れないようにしよう...ということです。冬休み明け最初の試合なので、怪我をしないことが一番大事だということも付け加えました。
試合はいずれも白熱し、声援が飛び交いました。勿論自校を応援する声ですが、中には、相手のチームの好プレーにエールを送る声も混ざっていました。互いに違う高校に進学した生徒ですが、こうしたご縁をいただき、同じ体育館で向かい合うことができたことは、ただの偶然ではないと思います。これから先も、3校がきょうだいとして、部活動の交流が続くことを祈念しています。

