これまで何度も、西淀川支援学校の災害対策について取り組みを紹介してきました。
大災害への備えも、石川県の情報を聞くと本当に切実な課題として更に対策が必要です。
火災避難訓練においては、学校は毎年定期的に行っています。どこでも同じように、火災が発生しました。先生の指示に従って、落ち着いて避難してください。運動場に避難しましょう。運動場で点呼します。みなさん無事に避難できましたか。全員無事でよかったですね...。と毎年どこの学校でも行っていましたね。
近年、社会全体に防災意識の高まりとともに、学校も「無事に避難できてよかったですね。」で終わるだけの避難訓練ではなくより実際を想定した訓練をするようになっています。
今回は、火元は職員室、学校には、ICT教育のためたくさんのタブレット端末など電子機器が配備されるようになっています。バッテリーなども火災の原因になることは想定していなければなりません。(今までは火災は給食室からですとか理科室です。と決まった場所が多かったです。)
本校の職員室は2階にあり、職員室から出火した場合体育館の児童生徒は、普段通りの校内の避難スロープは使えません。そんなときはどのように避難したらいいでしょうか、西淀川消防署のご相談をさせていただきました。幸い体育館の扉は防火の機能があるので体育館に延焼する危険性は少ないとのことがわかり、時間をかけて体育館から避難階段を降りるか、安全なベランダに退避して消防の救助を待てばよいことがわかりました。
そこで、今回の訓練です。各教室から児童生徒たちはいつもの通り短い時間で安全に避難しています。体育館には、退避している生徒と教員がおります。救急隊に応援を依頼しました。というのが本日の想定です。
写真のとおり西淀川消防署の方々の迅速な救助にて取り残された生徒を無事に救出することができました。その後は、西淀川消防署長さんから講評をいただきました。児童生徒の避難はよかったですね。火災の時は、初期消火も大切ですから、先生方は消火栓など消化の訓練もしておいてくださいね。というお話でした。
その後は、消防署の方々や消防車と記念撮影、優しい笑顔で写真撮影に応じていただきましたたくさんの消防署員のみなさま、本当ありがとうございました。