7月もこれで終わりです。更新している今は現地8月1日(土)ですが、このアメリカ研修もいつのまにか折り返し地点を通過しました。

さて、この日は、アメリカの学校制度について学びました。
アメリカと日本の、学校や指導に違いについてディスカッションしたのですが、案外同じことについて悩んでいることが、新鮮でした。
大きく違うのは、生徒の授業中の発表についてです!
アメリカにはことわざに、"The squeaky wheel gets the oil."(「キーキー音のするタイヤが、オイルをさしてもらえる」→「(うるさくて)目立つ人ほど恩恵を受ける」)があります。
これは、日本の"The nail that sticks up gets hammered down."(出る杭は打たれる→さし出た行動をする人は、避難される)
と、真反対の考え方です。前にブログでも触れたことがありますが、アメリカでは、講演等の質疑応答の場面で質問しない人は、参加の意義がないとみなされる場合があります。
よってアメリカでは、自分に注意をひくために、どんどん手をあげる生徒が多いそうです。
日本には日本の良さもありますが、野崎高校のみなさんも、授業中は積極的に挙手して授業に参加してくださいね!平常点アップにつながりますし、何より度胸がつきますよ。
午後からは、Valley Catholic高校に訪問し、教室など見せてもらうとともに、担当者からお話を聞く機会がありました。
図書館はこんな感じ。
教室はこんな感じですが、日本と違うのは、部屋によって、雰囲気が全く違うということです。
担任の先生や生徒たちのカラーがはっきりと出ます。
クラスの生徒の写真で所狭しとデコレーションされている教室もありました!
これは、何の部屋かわかりますか?
野崎高校で言えば、進路指導室です!
雰囲気違いますね!しかも、中はとても狭く、先生一人分のデスクとパソコンしかありませんでした。
これは、各大学に進学するために必要なテストのスコアが書いてある表です。日本にも偏差値を用いてランキングするポスターがありますよね!
さて、ポートランドでの1週間が終わりました。土日はプレゼンの準備もしなければなりませんが、せっかくのアメリカを満喫できるよう、有意義に過ごしたいですね。