11月5日(月)の放課後、体育館で泉北警察署交通課の河合警部補から、運転免許取得者講習会を実施していただきました。
大阪府教育委員会は、全府立学校の生徒に対して以前から「免許証を取らない」「乗らない」「買わない」よう指導することとしており、いわゆる「三ない運動」を進めてきました。しかし、府立高校生のバイクや自動二輪車等の事故が跡をたたず、昭和54年7月に教育長通知で、自動二輪車を所有している生徒に対して交通安全指導を十分に行うよう指示が出されました。2ヶ月前にも、本校の隣の府立高校生がバイク事故で死亡するなど、以降もその通知は堅持されています。
本校では、この経緯により、以前から運転免許を所有する生徒の実情を把握し、運転免許を所有する生徒には、1学期に全生徒を対象とする交通安全講習以外に別途の運転免許取得者講習を実施しています。今回は、約50分間、河合警部補からの講演と、交通安全ビデオの視聴を行い、出席した100名以上の生徒に交通安全講習の受講シールを配布しました。また、当日欠席した生徒には、別途講習を行うこととしており、徹底した安全指導を本校の生徒指導部は取り組んでいます。
なお、このような運転免許取得者講習会を実施している府立高校はめずらしく、この付近では堺西高校だけという話を河合警部補から聞きました。
堺西高 校長