先週の１７日金曜日に３学期の終業式を行いました。この数年間はコロナ禍のために始業式、終業式はＷＥＢで開催していました。今回の終業式は状況の落ち着きと対策緩和の現状をふまえて、久しぶりに体育館での対面での実施としました。対面実施のほうがすべての点で良いというわけではなく、ＷＥＢによる開催にも利点は色々とあります。しかし、人間が一堂に会した時に生まれる空気感などはやはり対面実施でないと経験できないものです。
時間の古今、洋の東西を問わず、我々は何かの記念すべき折や、大小の変化が生まれる時に儀式を行います。組織として変化に対応するために、集団の結束を高めたりすることが必要だからでしょう。個人として変化に向き合うのは大変だけれども、同じグループの人たちと一緒であれば何とか乗り切っていけるに違いない、という気持ちになれる。そういう気持ちや思いなどの土台になっていくのが、集まった時に生まれる空気感でしょう。人はそういう空気感を経験しながら、集団とともに成長していくものだと思います。
今回の校長講話では話題のＷＢＣ大会なども例に引きながら、新しいステージの展開に向けて、しっかりと計画を立てて努力を積み重ねることの大切さについて話をしました。う段取りをする力を養って、次の成長への糧となるような経験を春休み、そして来年度の学校生活でもしていってほしいということを述べました。その後はまず絵画関係で文部科学大臣賞になった生徒などの表彰を行いました。たくさんの生徒が表彰されました。次に生徒会執行部からの連絡があり、教員からの注意などがあって、今年度最後の学期の式典が終了しました。