早いもので、平成20年も既に2月となっています。
そこで、4月から新3年生への日本学生支援機構(以前の日本育英会)による予約奨学金の受付が始まることから、現2年生の保護者と生徒を対象とした奨学金説明会を、2月18日(月曜)の放課後、3時40分から本校の会議室で開催します。講師は、府教育委員会の奨学金アドバイザーの井本先生です。
実際に奨学金を利用するかどうかは別として、大学・短大・専門学校等に進学を希望している皆さん、保護者の方は是非参加してください。参加すべき理由は、以下のとおりです。
理由1→高校3年生の段階では二種奨学金の採択率(借りることが決定する割合)は、ほぼ100％でしたが、入学後の段階では学校別人数枠が設定されている関係で、希望者の半分も採択されないことがあります。
理由2→大学・短大か、専門学校か、進学先が決まっていなくても、ほとんどの人はとりあえず予約奨学金を申し込むこと。申し込む際には、具体的な進学希望先の校名は必要ありません。とりあえず申し込むだけ、ほとんどの人がそうしています。もし、合格して奨学金を利用しなくてもいい場合は、後から簡単にキャンセルできます。
理由3→多くの皆さんは、推薦入試制度などを利用して、12月までに進学先が決まります。その時、入学金や前期授業料などを12月などの早い時期に納付することになり、借りる予定の奨学金が4月以降で間に合いません。その場合、予約奨学金を採択されていると、奨学金までの一時金、つまり「つなぎ融資」が借りれる資格が得られます。
理由4→ほとんどの人は、日本学生支援機構の奨学金を利用しますが、この制度には一種と二種があって、ややこしい。書類を見るだけではわかりにくく、講師の説明を聞いて正しく理解しましょう。
以上です。
進学を希望される方は、借りる借りないは別として、様々な奨学金制度や福祉制度についての情報は是非身につけておくべきです。なお、1年生の保護者の方でも、まだ進路は先ですが、一度聞いてみたいという方も遠慮なく参加してください。参加希望の方は、担任に先生に申し込んでください。
堺西高校 校長