9月1日(月曜)、まだまだ蒸し暑い日が続いていますが、今日から全学年が揃い、2学期が始まりました。
3年生は8月20日から、2年生は8月26日から授業が始まっていますが、いよいよ今日から2学期が全体としてスタートしました。2学期は、西高祭や30周年記念式典などがあり、生徒たちが様々なところで活躍することができます。西高生のパワーを示して欲しいこと、様々な感動を通して成長して欲しいことなどを式辞で述べました。
その後、新しく英語のALTとしてイギリスからやって来られた ストリンガー・トーマス先生を、全生徒に紹介しました。21歳で若々しい、たいへんまじめな、すばらしい先生です。
日本語で挨拶していただきました。
最後に、夏休み中の大会や、美術展等で頑張った運動部・文化部の伝達表彰を行いました。陸上部の石田君、井坂さんへの最優秀選手賞のトロフィーの贈呈や、男子バレーボール部の府立大会第3位というすばらしい成績や、男女ソフトテニス部の個人ダブルス、女子バスケットボール部の活躍などの伝達表彰を行いました。
平成20年度 2学期始業式 学校長式辞
9月になり、いよいよ2学期が始まりました。3年生、2年生はすでに授業が始まっていますが、今日全学年が揃い、再び元気な皆さんの顔が見られることを大変うれしく思います。
2学期は最も期間が長く、たくさんの学校行事があります。また、3年生には進路を決めるためにチャレンジする時期でもあります。「楽しくもあり、厳しくもある2学期」、皆さん方一人ひとりが大きく成長すること願ってやみません。
2学期の前半には、本校の最大のイベントである西高祭があります。クラスが一丸となって、同じ目標に向かって全力で取り組み、外部から来られる人に、西高生の力(ちから)とすばらしさを示して欲しいと思います。1年生・2年生は、3年生の実行委員の指示に従い、大いに盛り上げてもらって、西高のよき伝統を引き継いでください。3年生のみなさん、昨年の12月、私も一緒に参加した宮古島の修学旅行で見せた、あの全体レクのようなすばらしいパワーを大いに発揮して、後輩たちを導いてください。期待しています。
2学期の後半、11月21日には本校創立30周年(堺市立から数えて100周年)の記念式典が行われます。皆さん方と全職員、そして卒業生が集まって、本校の30年の歴史を振り返るとともに、堺西高校の将来がいっそう発展するよう、節目となる30周年を心から喜びあいたいと思います。
この事業の一環として、夏休み前から30年以上前に建てられ古くなっていたクラブハウスのリニューアル工事が行われ、先週の金曜日に内装・外装とも大変きれいになった部室に生まれ変わりました。これらの工事には、皆さん方の先輩や保護者であるPTA・後援会、同窓会から多額の費用をいただいて行われたもので、皆さん方やこれから堺西高校に入ってくる生徒が、10年・20年も使うものです。大切に利用して欲しいと思います。先週の金曜日には、PTA・後援会、同窓会の会長とともに完成を祝うテープカットを行いました。
さらに、この30周年記念事業として、本校の図書館に30周年記念図書が送られたほか、体育祭で使うテントやグランドベンチなど、全体で利用するものにもたくさんの費用を出していただいています。皆さん方の先輩、保護者の方の寄付に対して、感謝の心を持って大切に利用してください。
さて、この夏、多くの皆さんがテレビなどで北京オリンピックのようすを見たと思います。1学期の終業式でお話しした、大崎選手は欠場したものの、20キロ競歩の小西選手は26位ではありましたが、ベストを尽くしていただいたと思っています。そのほか、柔道や女子レスリング、特に女子ソフトボールの金メダルなど、きっと感動した場面がたくさんあったでしょう。
とろこで、この「感動」ということば、この文字は、感じる、動くと書きますね。ある人が言いました、感動する時、ただ感じるだけの人は成長しない。感じて心が動き、自分もやろうという動きが生まれて、はじめて人は成長し、本当に感動したことになるのだというのです。
さあ、皆さん。「楽しくもあり、厳しくもある2学期」、西高祭で、30周年記念式典で、大いに感動してください。
皆さんの成長を期待しています。以上で2学期はじめの式辞とします。