本校では来年度から体育・芸術を中心とした専門コースを設置します。今年はその準備のため、様々な取組みをしてきました。教育課程の検討はもちろんですが、様々な取組みとその教育効果の検証を行いました。体育関係では、7月22日に栂文化会館において山梨学院大学駅伝部監督上田誠仁氏等を招いて講演会を実施したのも、その一環です。
今回(12月12日)は、芸術関係を中心に、授業や部活動などの様々な活動成果を発表する会を持ちました。特に芸術系ではその機会は多くありませんが、活動成果を多くの人の前で発表することは、達成感を得ると同時に、今後の励みにもなるものです。
なお、これらの実施に必要な費用は、大阪府教育委員会の新事業「GPプラン」などを活用しています。
今回の舞台発表では、大阪府教育委員会の「集中支援事業」で購入していただいた「移動式音響反射板」もたいへん役立ちました。舞台上のマイクを通さない生の声が観客席に届きます。
この反射板は舞台上の人にもたいへん役立ちます。自分の出した声が他の人にどのように聞こえているのかは分かりづらいものなのですが、この反射板があれば、自分の出した声を拾うことができます。
今回の活動成果発表会は、中学生徒保護者を対象とする学校説明会を兼ねる形式で行いました。本校の発表する生徒にとっては、外部からの観客の多い方がやりがいがあるでしょう。一方、中学生徒保護者に対しては、本校生徒の実情を見ていただけますし、本校の考えている教育のあり方を理解していただく機会ともなります。また、アンケートなどで中学生の声を聞くことで、本校の教育に対するニーズを把握することにも役立ちます。
以下、盛りだくさんのプログラムのうちの一部を紹介します。
開会の挨拶 「今年の漢字」の「新」にかけて、本校の新しい取組みの概要を話しました
吹奏楽同好会 今年スタートした同好会ですが、いい音が出るようになってきました
写真部、書法部、美術部などは展示が中心です。
美術部は舞台と並行してライブペイントを行いました。下はその書き始めです。
そして下がその作品。2時間足らずで、きっちり舞台の途中休憩に間に合わせての完成です。
舞台発表の後は、中学生徒保護者に対して本校の教育課程などを説明し、その後、本校生徒が中学生を誘導し、校内見学をしてもらいました。