豊島高校 松本校長先生のご紹介で府立学校の校長先生方と
滋賀県草津市にあるPanasonic アプライアンス社を企業訪問して
きました。同社はPanasonicに4つある社内カンパニーのひとつで
世界76カ国に拠点を持ち、売上高2.4兆円を誇る白物家電
(洗濯機、冷蔵庫、空調機、燃料電池等)を作る会社です。
冒頭、同社の高見和徳社長から講話がありました。自然体でありながら
本質を突いたお話をいただきました。その中でもマネジメントは人間力
との言葉がとても印象に残りました。
また、高校生に強くなって欲しい3点を以下に話されました。
①朝に強くなって欲しい(会社で言えば、朝早く来ることで始業時から
きっちりと仕事ができ人から信頼される)。また、コミュニケーションも
とれるので仕事を任せる事が出来て、3年~5年たてばプロジェクトリーダー
と単なる作業者ほどの差が出る。
②礼儀作法を身につける(新人研修で社会人としての礼儀は教えるが
教えても分からない人がいる)。礼儀を知らない人は、接客ができないし
友人もできない。大きな損をしている。
③語学力を身につける(特に、英語)
グローバル化の昨今、かた言でも英語は話せるようになって欲しい。
*残念ながら、工場見学時の写真撮影は許されなかったですが、真面目に
ものづくりに取り組むメーカーとしての責任感を感じましたし ①創業者である
松下幸之助の経営哲学が脈々と語り継がれていること ②お客様対応に
おいては社員一人ひとりが自分で判断して対応できるようにしていること
③Flat&Wave運動で、司会の女性が高見社長を職位ではなく、高見さんと
「さんづけ」で呼んでおられることに感心しました。
貴重な経験をさせて頂いた豊島高校松本校長先生と当日お世話頂いた
Panasonic アプライアンス社の皆様に感謝しています。ありがとうございました。