昨日(11/26) 泉陽高校同窓会館において村上恭和(卓球女子日本代表監督)氏
の講演会がありました。 「勝利はすべてミッションから始まる」と題した講演は以下
の内容でした。(本、講演会は堺上高校の尾之上校長先生にご尽力頂きました)
■村上先生の卓球とのかかわり
近畿大学卓球部で活躍し、和歌山相互銀行(現:紀陽銀行)に就職した後29歳で
B型肝炎を患い、銀行員として勤務を続けるか卓球で身を立てるか考え抜いた
結果、卓球の指導者としての道を選んだこと。その時に教えていた女性選手に
日本生命の選手がおりその縁で日生の監督に就任したこと。その後、女子卓球
日本リーグで50シーズン中、27回の優勝に導いたこと。
■日本代表監督として
日本代表監督になってから卓球界で初のメダル獲得に向けて団体戦で勝負
(個人戦では中国選手に1位2位を取られることがほぼ決まっている)すること
を決断し、その戦略に沿って準備した結果の勝利であったこと。そのためには
当時世界ランキング5位の日本をシンガポール・香港・韓国を抜いて世界2位に
まで躍進させ決勝まで中国と対戦しないように計画的に強化し勝利を積み重ね
たこと
■村上先生の心情
・人生の結果は能力×熱意×考え方=できまるので最後のものの考え方が
最重要である。(京セラ 稲森和夫氏の著書より)そして現在では①生きている
ことへの感謝 ②人に喜びを与える ③自分の人生を楽しむ ④社会への貢献
である、とくくられました。