12/14 バレーボール全日本女子チームを復活させ、アテネ・北京2つの
オリンピックに導いた柳本晶一氏をお招きして「人生、負け勝ち」と題する
講演会を行いました。
講演会の内容は生徒たちがこれから勉強やクラブ活動で頑張るために
とても参考になるお話でした。
まず、目的を持つ、目的があればやるべきものが見えてくる。
目的を持って頑張っても、失敗することもあるし、挫折して心に痛手を被る
かもしれない。
でも、現実を割り切って直視すると見えてくるものがある。
ミスをしてもポジティブに考え行動する。
また、できることを見つけて1番をめざす!!伸びる(成長する)スピード
は人によって異なるし、諦めずに努力を続けていれば必ず伸びる瞬間
がある。
指導者は、選手の伸びる瞬間をとらえてすかさず褒めることが大切である。
柳本氏は監督として現場にいるときは決してベンチに座らず選手を見つめて
いた。
それは伸びる瞬間を見逃したくないから・・・この言葉は、教育現場で日々
生徒たちと向き合っている先生方にも参考になったのでは、と思います。
■質疑応答では生徒たちから積極的な質問がありました。
西高には「西高Style」「西高Pride」というモットーがあって、一人ひとりの
顔が違うように、自分が頑張りたいものを見つけて、人と比べるのではなく
不断の努力を傾けることの大切さをを教育方針の一つに据えています。
柳本氏がお話しされた「全員が金メダルをめざし、高校生活が3年間
もあると思わず3年しかないと思って頑張る大切さ」や、努力する過程で
技術だけではなく、人間力を磨いて予期せぬケガやどのような理不尽なこと
も突破するパワーを身につけて欲しいと願っています。
柳本先生、貴重なお話をいただきありがとうございました。
■生徒会長と女子バレー部代表からお礼の花束を贈呈しました。
■記念撮影(男子・女子バレーボール部、保護者の皆さん)
■最後に柳本先生を囲んで記念撮影をしました