1/30(土).標記の「考える会」を会議室で行いました。
同会は、本校の舞教頭が2年前から子どもの体力低下に危機感を感じ
体育コースがある本校の特質を生かしてプール学院大学の中村教授や
大阪府立大学の吉竹教授のご支援・アドバイスのもと地域の小学生を
対象にしてスポーツキッズプログラム(遊びの要素を取り入れて体を動かす
スポーツプログラム).西高ダンス部によるダンス教室.女子バレーボール部
によるバレーボール教室が1年を通じて行われ、累計2,440名の参加があり
ました。
■南区長 石井孝美さまをはじめ地域の役員・学校関係者(校長,教頭,PTA)
スポーツ指導者のみなさんが一堂に会し有意義な会議でした。
■舞教頭先生から2年間の取り組みの報告がありました。
特に、マット運動における子ども達の上達ぶりが印象に残りました。
■中村浩也教授(プール学院大学)から研究報告がありました。
特に、①運動不足により子供たちの土踏まずの形成不全や側弯症
(背骨がゆがむ病気)が引き起こされる可能性があること ②せっかく
体を動かす取り組みを行っても夏休みや冬休みで体力が低下する
傾向があることなど勉強になりました(中村教授には本校体育コースの
スポーツ概論でも高大連携の一環として授業をしていただいています)。
*この取り組みは、昨年全国紙2紙に取り上げられました。参加頂いた
保護者の方からは「とてもい良かった」との称賛の声が多く寄せられ
ました。
単に、堺西高校のひとつの取り組みに終わらせず、息の長い行政
地域住民を交えた地域活性化つながるものに発展することを願っています。