先日の３回戦狭山高校戦に５対３で勝利して臨んだ硬式野球部４回戦追手門学院戦が本日万博球場で行われました。後攻の堺西は１回から５点をとるなど、今大会でも多くの得点をあげている強打の実力を発揮して全力で戦い、健闘しましたが、１１対１３で惜敗しました。最終回もランナー１塁２塁の場面を作るなど、最後まで諦めないファイティングスピリットを見事に発揮してくれました。
他の部活動と同様に、コロナ禍による緊急事態宣言下で野球部も一時は練習できない状態に余儀なく置かれ、その後も大きな制限下の練習になったことなどがあったにも関わらず、ふだんからの地道な鍛錬の成果を発揮し、野球強豪校ひしめく府下で、公立高校としてここまでの戦績を残した健闘を心から称えたいと思います。部員、マネージャー、連日暑い中で本当によくがんばりました。顧問の先生方、見事なチーム作りと指導、ご苦労様でした。
本校の特色は、体育芸術の創造コースを設けていることからも明らかなように、学校行事や部活動などの充実を通して学校教育活動全体の活性化を図り、全人的な教育を実施して、生徒に社会的な実力を育成することです。その特色ゆえに地域からも伝統ある西高として親しまれてきています。地域や保護者の方々のご理解とご協力のもと、コロナ禍による現況下でも可能な範囲でその特色を生かした学校にしようと生徒と教員が様々な教育活動に取り組んでいます。野球部の今大会はその特色を象徴しているような試合ぶりの連続だったと思います。
夏休み中もいろいろな活動で登校している生徒が今日も元気にあいさつをしてくれています。野球部をとりあげていますが、他の部活動もコロナ感染症、熱中症対策をしながら、この夏も活発に練習して、それぞれ試合、大会等で健闘してくれています。このブログでもどんどんと良い報告ができるのではないかと期待しているので、体調にはくれぐれも留意して、ぜひ活躍ほしいと思います。がんばれ、西高！