9月7日(木)
岩手県立大槌高校の先生方が来校されました。
本校は2011年の東日本大震災の際、豊中市のボランティアバスで岩手に行き、
復興ボランティアとして活動を行い、それをきっかけに、岩手県立大槌高校との交流が始まりました。
翌平成24年には、お互いの校章にさくらが入っていることから「さくら協定」を締結し、
末永い交流を誓い合っています。
その後、何度か相互訪問し交流をしていたのですが、
コロナ禍の3年間は、オンライン交流に留まっていました。
何とか、コロナが落ち着いてきた昨年度の修学旅行で、久しぶりに本校の生徒数名と教職員が大槌高校を訪問。
そして、この度、大槌高校から校長先生はじめ4名の先生方が本校を訪れました。
東日本大震災から12年ほど経過し、
当時生まれた子どもたちが、来年中学生になります。
時の流れと共に、人に記憶が薄れていくのは仕方のないことだとしても、
多くの尊い命と歴史を重ねた街並みが、津波に流され失われた悲惨な経験、
そして、復興に向けて多くの人が支え合い立ち上がっていった経験を、
けっして風化させることなく、次世代へ引き継いでいかなくてはなりません。
生徒たちの明るい笑顔とともに、
両校の「絆」が、これからも続いていくことを心から願うばかりです。
どうぞ、よろしくお願いいたします。