本日(11月9日)、教職員人権研修をおこないました。
テーマは「人権学習をどう進めるか~部落問題の理解を通して」です。
講師に、追手門大学の平野先生にお越しいただき、1時間ほどのご講演をしていただきました。
先生のご経験や、
部落差別の歴史、(中世起源説、近世起源説など)、
部落問題の要因や考え方、
近代以降の部落問題をめぐる動き、
部落問題の当事者とは、
人権学習をどう進めるか、
などといった多岐にわたる内容でした。
LGBTQの課題
障がい者差別の課題
いじめ問題の課題 など、社会には様々な人権課題があります。
そんな中、部落差別の問題は、ややもすれば誤った認識のもと「過去の課題」とされるケースがあることから、問題意識の継承、差別の解消に向けた取り組みが大きな課題となっています。
改めて、考える貴重な時間となりました。
平野先生のまとめにあった「違いを認める。他者の痛みを分かり合える心」
これからも大切にしたいと思いました。
平野先生、お忙しい中本当にありがとうございました。