津波を想定した避難訓練を行いました。私から総評として以下のお話をしました。
本日は、台風が通過した直後という状況での訓練でした。強い風や雨を実際に体験した皆さんにとって、災害は決して遠い出来事ではないと感じたのではないでしょうか。まさにその「実感」を持てた今、訓練を行えたことには大きな意味があります。
津波は、地震のあと短時間で押し寄せることがあります。そのときに大切なのは、「考えてから動く」のではなく、「すぐに動けるかどうか」です。今日のように教室から上階へ避難する行動を実際に経験することで、いざというときに命を守る行動が取れるようになります。
そこで、今後に向けて大切にしてほしいことを三つ伝えます。
一つ目は、「自分の命は自分で守る」という意識です。
先生の指示を待つだけでなく、「今、何をすべきか」を自分で考えられる力をつけてください。
二つ目は、「周りと助け合う力」です。
災害時は一人ではありません。「大丈夫か」「こっちへ行こう」と声をかけることで、多くの命が守られます。
三つ目は、「日常からの備え」です。
自分が今いる場所から安全な場所へ、どのルートで避難するのかを普段からイメージしておくことが、実際の行動につながります。
最後に、皆さんに伝えたいことがあります。
今日のように、不安を感じる状況の中でも、訓練にしっかり取り組んだことは立派です。その「怖い」という気持ちはとても大切で、それをきっかけに「どうすれば命を守れるか」を考えることが、防災の第一歩です。
今日の訓練を一度きりのものにするのではなく、「次にどう行動するか」を考えるきっかけにしてください。
皆さん一人ひとりの意識と行動が、自分自身と大切な人の命を守る力になります。
今日の経験を、ぜひ明日からに生かしていきましょう。