2月11日(土)に市立尼崎高校室内プールにて合同練習を行いました。
兵庫県の公立高校で強豪校であり、全国にも常連の学校です。
泉陽の顧問と市立尼崎高校の顧問の先生が元々同じクラブチームで一緒に練習していたこともあり、
お互いのチームの刺激になればということで、今回の合同練習の実施に至りました。
午前は市尼メニューでIMを中心としたエアロビックを、午後は泉陽メニューで高強度を行いました。
また、お互いのチームビルディングやコミュニケーション能力育成も目的としていたため、
午前では「速く泳ぎためのポイント、そのために必要な知識と行動や意識」について講義を、
午後では「強い選手や強いチーム」についてディスカッションを行いました。
他者の意見を汲み取りながら、自分の意見も相手に分かりやすく伝える力、
他者と協力する力は今後社会で生きていくために必ず必要な力となります。
最近では、就職試験や大学入試でもディスカッションを取り入れるところも出てきています。
水泳部の活動の中で、水泳以外の面も学ぶことはとても重要だと考えて日々指導しています。
冬場は外部施設を利用しての練習となるため、費用も時間もかかります。
外部施設をお借りすることも、交渉や調整に数か月の時間もかかります。
保護者の方に支えられていることに感謝しながら、
せっかくの機会はどれも価値のあるものにしてもらいたいと思っています。
学校練は夏のように毎日泳げる環境にありません。
ですが、市立尼崎の先生がおっしゃっていたように、
「『睡眠+学校+練習』は当たり前の時間で、残された隙間時間をどう有効活用するか」
毎日練習することは当たり前であること。隙間時間で学習習慣をつけることも当たり前であること。
目標達成のために、チーム全体で笑顔で楽しく努力してもらいたいと感じます。