10月14日(土)に神戸大学にて合同二部練を行いました。
神戸大学水泳部には73期の千住響子さんも在籍されています。
昨年度初めて合同練を行い、去年は近畿新人レベルの選手のみとしましたが、
今年は全ての選手の底上げができたため、やっと全員連れていくことができました。
バイトと学業の両立が忙しいところ、無理をいって二部練にしてもらいました。
神戸大学水泳部さんの競技力を高めていく方針と泉陽高校の方針は似た部分もあり、
練習においては両校ともに高め合い、高校生と大学生が競い合うこともできました。
大学生のみなさんは、積極的に高校生にコミュニケーションを取ってくださり、
水泳のことはもちろん、進学においてもたくさん相談に乗ってくれました。
中にはお昼ごはんをごちそうになった生徒もいます。
昼休憩にはお互いリラックスした状態で、大学生らしい一面もみることができ、
高校生にとっては大学生への憧れも芽生えたことと思います。
大学との合同練は、もちろん競技力の強化は一番にありますが、
生徒たちの進路の幅を広げるという目的も、顧問としては大きなウエイトを占めています。
オープンキャンパスだけでは分からない、実際に大学生活の中に入り込むことは、
その後の大学生活のイメージを広げるきっかけにもなると考えています。
自分の興味のある学部や学問について調べたり聞いたりすることは一人でもできますが、
実際に交流できる機会はなかなかありません。
生徒たちもたくさん大学生と関われて楽しかったようで安心しました。
競技力向上の面では、いかに集中して楽しめたかというところが質の高さに比例すると考えています。
いつもと違う環境、メニュー、競い相手、
こういった頑張れる要素も合同練習の良さの一つだと思います。
メニューのしんどさ以上に、どれだけ自分で楽しんで追い込めたか、そこを重視してもらいたいです。