12月6日(金) 5・6限 視聴覚室等にて
本日は、大阪府の支援学校において、性に関する指導の実践を深めてこられた、大阪府立刀根山支援学校の船木先生にお越しいただき、5時間目は全校生徒に対して、6時間目は保護者に対して、講演会を行っていただきました。
5時間目の講演会では、はじめにいきなり、ギターを弾きながら会場を練り歩くパフォーマンスで、生徒たちの気持ちを引き付けてくださいました。
主題は「みんな なかよく 自分を大切に」。「きもち」について学んだり、人との距離の取り方について教員の実演を交えて考えたりしました。特に、人との距離の取り方をうまく表現したオリジナルソングの「境界線音頭」は、フレーズが頭の中でグルグル回るほど印象に残りました。本日の学習内容は、性に関する指導の導入部分にあたる内容であり、生徒たちも抵抗なく話を聞き、そして自身のこととして考えることができていたように思います。うかがったお話を、是非、日々の人とのコミュニケーション等に生かして欲しいと思います。
6時間目は、保護者向けの講演会でした。「思春期の性の悩み」をテーマにお話しいただきました。参加された保護者の方々に、参加の動機をうかがったり、悩んでいることなどを聞いたりしながら、一つひとつ一緒に考えてくださる方法で公演が進行していきました。保護者の方々にとっても、日頃なかなか相談することのできない内容について、お話しできる一つの機会になったのではないかと思います。