4月21日(月) 10:00~12:20 各学科実習室等
大阪府教育委員会の尾崎えり子委員が来校され、職業学科の授業を中心に校内をご視察いただきました。
生産技術科では、身だしなみチェックやラジオ体操などの授業の導入部分とアルミ板の切断練習を見学いただきました。アルミ板を糸鋸盤で切断する練習では、糸鋸の刃を何度も折ってしまいながら、どうすれば折らずに切断できるのかを失敗から学んでいきます。その様子をご覧になられた委員からは「こうやって学んでいくんですね。」との、実際の学習の様子を見ていただいたからこそのご感想をいただきました。
(尾崎委員は、令和6年12月12日に開催された「府立支援学校ものづくり大賞~中西金属工業チャレンジカップ~」の審査員として、本校生産技術科の出品作品をご審査くださいました。本日も、その話題で盛り上がりました。)
ラジオ体操もご一緒いただきました。(中央上が尾崎委員、右上に御手洗支援教育課長)
生活科学科では、学習内容や製作した製品を外部で販売することについて、生徒自身がお伝えしました。ビーズのアクセサリー製作をご覧になられて「色づかいが素敵で、うちの子どもも気に入りそう!」と言っていただいた時には、生徒もとてもうれしそうでした。
食とみどり科では、鳥飼なす畑の畝たてや自動潅水ホースの設置作業、ニンニクの下葉とり、防草シート敷設、の様子を見学いただきました。作業上注意していることを尋ねられた生徒が「熱中症にならないように水分補給を心がけています」と答えたことにとても感心されたご様子でした。
最後に喫茶販売の授業について、モバイルオーダーやキャッシュドロアの清算システムを体験いただきました。「時代に合わせた授業内容となっていますね。」とお褒めの言葉を頂戴しました。
本日は、ご視察いただいた記念に生徒が作成した製品を受け取っていただきました。生活科学科のミニポーチは生徒が「イヤホンを入れるといいですよ」と言っていたことを受けて、さっそくご自身のイヤホンを入れてくださっていました。また生産技術科の革製キーホルダーもカバンにアクセサリーとしてつけてくださいました。こんな風にさっそくお使いいただけたんだよと、放課後生徒に伝えると生徒たちはとても喜んでいました。
(カバンにはもう一つ、生野支援学校でいただいとおっしゃられていたキーホルダーも。ご愛用に感謝です!)
ご視察の先々で「生徒さんの笑顔と気持ちの良い挨拶に元気をいただきました。また先生方も、いきいきとお仕事されていますね。」とのお褒めの言葉をいただきました。
本日は、本校の教育内容にとどまらず、高等支援学校の取組みをお伝えさせていただく機会をいただき、感謝申し上げます。今後の大阪府の教育行政を進めていただく際の、ご参考にしていただけますと幸いです。お忙しい中、ご視察いただき、本当にありがとうございました!