12/10(火)医療的ケア保護者懇談会 その2

医療的ケア保護者懇談会 つづき です。

 その1では、通学支援の車輌の話を掲載しました。次は同乗看護師についてです。事業所によっては、看護師を配置するのは難しいところもあると聞きます。ヘルパーではダメか?教育庁としては、安全第一に考えますから、安易に"ヘルパーでOK"とは言えないと思います。実際に看護師であっても、車中のケアは怖いと感じる場面があると言われます。ここは『個々の状況によってはヘルパー対応が可能か検討してみる』というのが精一杯ではないかと思われます。どんな状況でもヘルパー同乗を認めるというようなことはないと考えるべきです。

 教員定数外での看護師配置については、「国は考えていない」という冷たい?回答だったようです。大阪府は、国に対してしっかりと府の実情を伝え、なぜ看護師が必要なのか、しかも常勤看護師も必要だということを諦めずに説明し続けて欲しいと思います。通学支援だって、以前は「あり得ない」と思っていた事業です。そう考えると諦めたり、素直に受け止めたりすべきではありませんよね。ぜひ頑張っていただきたいと思います。時間はかかっても必ず変えられる瞬間がやってくるはずです!

 次に、昨日(9日)出席してきました、大阪府立支援学校医療的ケア検討委員会について、少し情報提供しました。通学支援の要求額が今年度並みであることについて、支援教育課長の発言もお伝えし、年明けには公表されるということなど、お話ししました。

*詳細は昨日のブログで・・・↓

https://www.osaka-c.ed.jp/blog/higashiosaka-y/kou/2019/12/09-155484.html

 また、本校でも、子どもたちが日頃お世話になっている主治医や訪問看護師等に、学校見学してもらえないか?というお話をしました。学校の様子を知っていただくと、子どもの見方も変わるでしょうし、医療的ケアの指示書にも "学校という場" に対する配慮が自然と含まれるようになると思います。みなさんの主治医や訪問看護師等にもぜひお声がけいただき、見学に来ていただけそうか感触を探ってみてください。どうしても学校生活の時間帯と診察時間帯は重なるのでなかなか難しいとは思うのですが・・・。可能ならば実現したいなあと思っています。よろしくお願いします。