枚方支援学校では、キャリア教育の視点からも教育活動に取り組んでいます。
(キャリア教育は、「職業的な自立」という視点だけではありません。
小学部・中学部・高等部を通して、「社会的な自立」「社会の中で自分の役割を果たす」などの視点で
取り組んでいます。)
高等部3年生、理科・社会の職業コースグループにおいて、ごみの分別について学習しました。
まず、広報ひらかた4月号を活用して枚方市のごみの現状を知り、
分別により27%ものごみを「資源」として生まれ変わらせることができることを学習しました。
次に、実際の包装容器等についているリサイクルマークを確認し、
枚方市のごみの収集品目に合わせて分別を行いました。
その結果、ペットボトル・プラスチック製容器包装と紙類のごみが多いことに気付くこともできました。
特に資源にできる紙ごみは家庭ごみ全体の14%と、リサイクル可能な割合がもっとも多く、
枚方市では6月から新たに集団回収に出されなかった紙類の分別回収を始めたことにも触れました。
今回の学習が、ごみの減量や分別に関心を持ち、日々の取り組みにつながることを期待しています。