【高等部1年】施設見学

枚方支援学校では、キャリア教育の視点からも教育活動に取り組んでいます。

(キャリア教育は、「職業的な自立」という視点だけではありません。小学部・中学部・高等部を通して、「社会的な自立」「社会の中で自分の役割を果たす」などの視点で取り組んでいます。)

高等部1年は、12月13日(金)、交野ワーキングエリアにあるPanasonic交野、ワークハウスやわらぎ、てらサポートセンターという3つの施設を、進路学習の一環として見学させていただきました。学校からはバスで往復しました。現地に着くと、学年で前もって決めていた3グループに分かれて、3つの施設を交互に回りました。

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Panasonic交野では、飛行機のヘッドホンの部品やパソコンやプロジェクターの部品を組み立てている様子を見せていただきました。ワークハウスやわらぎでは、クリーニングの様子や、部品の組み立て、クッキーの製造過程を見せていただきました。てらサポートセンターでは、短期入所の部屋やその付属の施設、また、通所の方のスペースを見せていただきました。本高等部の卒業生との出会いもありました。

学校に戻って給食を食べてからは、一度、学年で集まり、進路担当の先生の話を聞きました。その後、各クラスに分かれ、進路の学習として参考になったことや何が印象に残ったかをクラスで話し合いました。話し合いで出た内容を1枚の用紙にまとめ、再び学年で集まってクラスごとに報告し、学年全体でまとめをしました。

実際に先輩が働いている様子を間近に見て、生徒それぞれ大いに学んだ様子です。高等部卒業後の進路を考えるきっかけになったと思います。