枚方支援学校では、キャリア教育の視点からも教育活動に取り組んでいます。
(キャリア教育は、「職業的な自立」という視点だけではありません。小学部・中学部・高等部を通して、「社会的な自立」「社会の中で自分の役割を果たす」などの視点で取り組んでいます。)
中学部2年生では、2学期の自立活動の時間に「ふわふわ言葉・ちくちく言葉」について学習しました。
どんな言葉がちくちく言葉になってしまうのか寸劇を見て考えたり、ちくちく言葉はふわふわ言葉に言い換えることができることを確認したりしました。
また、みんなでじゃんけんゲームに取り組みました。負けた人は勝った人に1枚シールを渡し、「おめでとう。」「強いね。」等のふわふわ言葉を伝え、勝った人は負けた人に「どんまい。」「次、がんばって。」等のふわふわ言葉をお互いに伝え合う、というルールをしっかりと守って活動することができました。お互いに握手や礼をして気持ち良い関わりをする様子も見られました。
学習のまとめとしてみんなで作った「ふわふわの木」「ちくちくの木」には、それぞれが選んだり考えたりした言葉を紙に書いて木に貼り付けました。みんなそれぞれの木をよく見ており、学習した後には、自然と「ちくちく言葉」や「ふわふわ言葉」という言葉が生徒たちから聞こえてくるようになりました。
これからもお互いが気持ちよく過ごせるようにふわふわ言葉を増やしていきましょう。