広い目で大学選びを!

 新学期もようやく落ち着きました。どのクラスも一回は授業がありましたが、今年は生野ベーシックの効果か、質問しても答えがポンポン返ってくるように思います。また、3年生の勉強をどう進めていけばいいのか、相談に来る生徒も毎日のようにいます。いいスタートが切れているようで、楽しみです。

 相談の中には、志望校選びの話もよく出ます。先日の進路指導部の会議でも、その話題が出ました。

 本校は大阪にあるので、家から通える大学がたくさんあります。しかし、「近いから」というだけで大学を選ぶ生徒が多いことが、ここのところ教員の間で話題になっています。近いことはもちろん大学選びの大きな要因の一つですが、どんな学びが出来るかまで考えて選んでいる人は少ないように感じます。

これは、文部科学省のHPで「大学の機能別分化の進捗状況」というものから取りました。ここに載せたのは文系学部ですが、理系は工学・理学・農学・薬学...など様々な分野で、特色ある教育や研究を行っている国立大学を紹介したものです。もちろん、旧七帝大をはじめとする難関大学もありますが、それ以外の地方大学でも優れた研究を行っているところはたくさんあります。理系学部の分は1階(理系クラスの階)、文系の分は2階に貼りましたので、是非大学選びに使ってほしいと思います。

また、進路指導室前には、各大学から来たパンフレットや、受験雑誌を手に取って読んでもらえるように置いています。見えにくいですが、左から「有名企業に強い大学」「筑波大学パンフ」「一橋大学広報誌」「蛍雪時代5月号 入試方式の研究」「蛍雪時代付録 文・人文・外国語・教養学部系統」です。気軽に覗きに来てください。