1年模試を返却し、講演を聞きました

 1年生にとっては初めての模試、スタディサポートを昨日返却しました。このテストは大阪府立の文理学科の高校では必ず3学年とも受験することになっています。

 この模試は、英数国のテストに加えて、普段の生活の様子(起床時間、学習時間)や学校生活への自己評価などを質問形式で答える(学習状況リサーチ)も含まれ、それらと総合して、一人一人の学習面の課題がわかるというものです。なので、返却結果も詳細で、個人別の復習課題までついています。

 模試の結果を返すと、皆さんの興味があるのは順位です。が、順位より大切なものがある、模試が返ってきたときには何をするべきかという話を、ベネッセコーポレーション本校担当の山崎様に講演していただきました。

山崎さんのお話で、「今の結果でSならどの辺を目指せるとかはあるけれど、じゃあSでなければ無理なのか、いやいやそうではない。一番成績が伸びるのは高校1年生の秋だ。」ということが非常に印象的でした。毎年、本校を卒業していく3年生も口をそろえて言います、「1年生の4月からもっと勉強しておけばよかった」と。

その後、学年の進路の先生からも、模試の解き直しについてのお話がありました。

 解き直しは提出すればいいのではありません。次に同じ問題が出たときに出来るようにするためにやっています。担当の先生方は、全員の解き直しをご覧になられたそうですが、正直言ってまだまだの人が多かったそうです。逆に少なかったけど、上手にやっているのもあって、いい例として学年の掲示板に貼ってくださいました。

 高校でも成績に平常点は入っています。が、人に見せるための提出物は意味がないと私は思います。皆さんが習慣づくまでは模試ごとに解き直しを提出してもらいますが、提出でなくても自主的にやる、それが出来る高校生です。早くそうなってほしいと思います。