8月21日(金) 2学期のスタートです

2週間に満たない短い夏休みが終わって、今日から3学年そろっての新学期がスタートします。最近になって、新型コロナウイルス感染者数が急増しています。大阪でも連日100人を超える新たな感染者が出ているので、油断は禁物です。これまでに引き続き、皆さん一人一人が感染防止のための対策をしっかりとってください。

今日の放送による始業式では、宝塚歌劇と歌舞伎(かぶき)の話をしました。女性ばかりの宝塚歌劇と、男性ばかりの歌舞伎には共通点があります。それは、長年の間受け継がれてきたスタイルや伝統をとても大切にするところ。けれども、伝統だけにしがみつかず、それぞれの時代にマッチした工夫や新しいアイデアを加えて、絶えず進化し続けているところです。コロナによる舞台の休演が相次ぐ中、役者さんたちは何かできることはないか、懸命に考え、工夫してきました。そんな例の一つとして、歌舞伎役者の10代目松本幸四郎さんがネット配信した「図夢(ズーム)歌舞伎」を取り上げて、幸四郎さんのインタビューと合わせて紹介しました。困難な状況だからこそ、今までの積み重ねを大切にしつつも全く新しいものを生み出していこうという幸四郎さんの姿勢に勇気づけられます。また、そのための苦労をしんどがらずに楽しんでしまおうとする姿勢も、見習いたいと思いました。

2学期には様々なイベントが予定されていますが、今まで通りの形ではできないケースが出てくるかもしれません。しかし、皆さんの高校生活の中の、かけがえのない「今この時」は、二度とやってきません。「今だからこそできること」「今しかできないこと」を、一緒に探していきましょう。そして、かけがえのない皆さんの高校生活を、ぜひ有意義に過ごしてほしいと思います。