レモンの花が咲きましたよ...!

三国丘高校の正門をくぐると、大きな楠が三本あります。本校のシンボルツリーです。その足元を飾るようにいくつかの鉢植えが置いてあるのですが、その中にレモンの木があります。今朝、いつものように正門に立って登校してくる生徒に挨拶をしていたら、レモンの木に小さな花を見つけました。

たしか去年の秋ごろだったと思います。この木にレモンが生っているのを見た記憶があったので、たぶんレモンだろうと思ったのですが、念のために、いつも鉢植えのお世話をしてくれている先生に尋ねてみました。"この木はレモンですよ"ときいてほっとしたのですが、雑談をしている中で教えてもらった話が興味深かったのでご紹介します。

季節ごとにプランターの花を植え替える作業をするのですが、この作業を手伝ってくれるのは、なんと卒業生なんだそうです。この先生は長らく生徒会の担当をしてくれているので、いつも植え替えの時期になると歴代生徒会長や生徒会執行部に関わっていた卒業生に応援を頼むらしいのですが、植え替えの日にはみんな集まってきて小さな同窓会のようになるとききました。母校愛に溢れた、三国丘高校らしいエピソードだと思いませんか?あらためてレモンの花を見ると、卒業生たちの思いを宿しているように感じました。