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【中学生必読】ミルフィーユの「オーストラリアつれづれ」①

 ミルフィーユというのは、去年の今頃このブログに初登場した三国丘高校雑誌部部長(78期生/現3年生)のペンネームです。文化祭で雑誌部の部誌(というか作品集)「ごった煮」を販売していたので購入して読んでみたところ、彼女が書いた「オーストラリアつれづれ」という文章に一目惚れしてしまったので、中学生のみなさんにも紹介することにしました。とにかくわかりやすくて臨場感のある文章なので、一部を抜粋しながら、解説を加えます。「オーストラリアつれづれ」はミルフィーユがオーストラリア語学研修に参加した時の紀行文です。作品から抜き出した部分は太字にしています。

 三国丘高校に入学した生徒の中には、NASA研修をはじめとする海外研修に参加するために三国丘を選んだ、という人が一定数いるということを、私は入学してから知った。(中略)研修の説明を聞くまで、自分が参加することを想像したこともなかったので、海外研修を視野に入れて三国丘高校に来た人と比べて、すごく遠いところからのスタートだったと思う。

 私が参加したオーストラリア語学研修は、希望者が多い場合、面接による選抜が行われることになっていて、私たちの時も面接試験があった。(中略)先生が「英語力よりも、積極性や英語を話そうとする態度をみます」とおっしゃっていたので、「何でもいいからとりあえず話す」「黙らない」「きれいな英語を話すというよりはジェスチャーででも何でもいいから相手に伝える」「とにかく笑顔」というスタンスで面接に臨んだ。

 そして、(多分ギリギリだけど)何とか面接に通ることができ、研修に参加できることになった。まあでも、面接に選ばれたからといって私の英語力が急に上がることはなく(出発までジタバタはしてみましたが)、この面接のときのスタンスは、オーストラリアでの研修中もずっとずっと発揮されることになった(笑)

 ミルフィーユのことなので、面接の時は、臆せず堂々と自己PRをしたのだと思います。面接といえば、ちょうど今、NASA研修の面接選考をしているところですが、確かに私も「海外研修に参加するために三国丘を選んだ、という人が一定数いる」と感じています。面接官が考えるのは、この人が当該研修に参加したらどんなことを学んでくれそうか...ということです。英語が得意ではないと(自分では)言っているミルフィーユが、オーストラリアのホームステイ先で、言葉の壁を軽々と超えている様子が見に浮かびます。

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