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【中学生必読】ミルフィーユの「オーストラリアつれづれ」②

 中学生のみなさん、私が「オーストラリアつれづれ」をみなさんに紹介する意図は、三国丘にはこんなことができる環境があるんやで!ということを知らせるためです。でも、それだけだったら他にも方法はあると思いますが、敢えてミルフィールの文章を使う理由は、この紀行文を読むみなさんに、旅をしてほしいからです。どこかに旅することを推奨しているわけではありません。オーストラリア語学研修に参加したミルフィーユになった気分で読んでほしいということです。それでは、今日はパート②です。どんな展開になるのか、楽しみです。

 私たちの語学研修先は「グリフィス大学」というところで、平日は毎日そこでオールイングリッシュの授業を受けるというプログラムだった。(中略)オールイングリッシュの授業は、集中していないとすぐに置いていかれてしまって、私にとってはすごく大変だったけど、グループワークが多かったり、ゲームやクイズを取り入れてくれたりもしたので、毎日楽しく授業を受けることができた。

 (中略)私たちのクラスの先生はコール先生という男性で、とにかくすごく大きかった。(中略)最終日には、コール先生から修了証をもらった。その時、みんな順番にコール先生と握手をするのだが、コール先生は「握手の強さは思いの強さだ」と言って、ちょっと気の抜けた握手をする人がいると、「もっと強くできるはずだ」と、握手のやり直しをしていた。

 実は、私はスポーツテストの握力が毎年毎年本当に弱いので、「コール先生のことは大好きだし、感謝の気持ちも伝えたいのに、どうしよう......」とドキドキしながら自分の番を待っていたのだが、いざ、私の番が来て握手をすると、コール先生はニコニコして「Good,Good」と言ってくれた。

 修了証をもらった後は、フェアウェルパーティを開催してくれて、(中略)みんなで写真を撮ったり、話したり、とても楽しかった。でもやっぱり、グリフィス大学に来るのが今日で最後だと思うと、さみしかったな......

 三国丘高校には、オーストラリア語学研修のほかにもフィリピン研修やNASA研修、GLHS合同のサンフランシスコ研修などいろんな海外研修があります。それぞれ費用の問題もあるので、もちろん全員が行くわけではないので、参加しない人の方が大多数ですが、中学生のみなさんよく聴いてください。

 これから先、みなさんが生きていく未来はグローバルな世界です。英語は話せて当たり前の社会になります。そんな社会のリーダーになろうと思ったら、英語が堪能であることが条件と言っても良いと思います。三国丘高校にはネイティブの先生がオールイングリッシュで行う授業がありますし、海外の高校生や大学生が三国丘高校に来てくれるプログラムもたくさんあります。

 「幸運(チャンス)の女神さまは前髪しかない」というように、チャンスを掴もうと思うと躊躇は禁物です。女神さまが自分の前を通り過ぎた後で引き留めようとしても、女神さまには後髪がないので、つかまえることができません。そして、自分は、一生、後髪を引かれる思いで生きていかなければならないのです。チャンスがあれば迷わずチャレンジする...高校選びも同じだと、私は思います。

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