• トップ
  • 2025年
  • 12月
  • 三国丘高校発祥の Three Goal Soccer はタダものじゃない! 年齢・性別を問わないレクリエーションスポーツの誕生です!

三国丘高校発祥の Three Goal Soccer はタダものじゃない! 年齢・性別を問わないレクリエーションスポーツの誕生です!

 今日は、新しいレクリエーションスポーツが誕生した日です。2年生(79期生)のスポーツ大会でお披露目された Three Goal Soccer は、三国丘高校2年生の運動委員が考え出した競技です。まずは、写真をご覧ください。

5.jpg

 コートは、四角ではなく円形です。ゴール(ハンドボールゴール)が3つ設置されています。ゴールにはTシャツが吊るしてあります。これは、自チームが守るゴールを識別するためのものです。ゴールエリアもあります。これも四角ではなく半円形です。ゴールエリアの中でプレーすることは禁じられています。ゴールキーパーはいません。だから、強いシュートを打つ必要がありません。

4.jpg

 この競技は、コンタクトプレーを禁じています。異性がキープしているボールを奪いに行くことは反則です。また、5タッチ以内にパスを出さないと、これも反則になります。反則をするとペナルティキックが与えられます。ペナルティキックは、どのゴールをめざして蹴っても構いません。ゴールするかサイドラインをわるまで、キッカー以外の誰もボールに触れることができません。選手は、ボールをキープしている人からボールを奪いに行くのではなく、パスコースを予測してカットすることをねらいます。複数のボールを用意しているので、ボールがタッチラインを割ったらすぐにキックインです。キックインする選手はラインの外で待機しているので、ロスタイムがありません。安全なので、性別を問わず、男女が同じチームでも楽しめます。1チームは6人です。性別ではなく年齢で分けても安全に楽しめると思います。かつて、ゲートボールが一世を風靡した時期がありましたが、 Three Goal Soccer のブームが来てもおかしくないと思います。20年後くらいに、この競技が街中の公園で行われるようになり、地域住民のコミュニケーションツールになったら嬉しいなぁと本気で思いました。

6.jpg

 今日は、1試合につき、女子チーム・男子チーム・混合チームの3チーム編成のリーグ戦で優勝カップをかけて争いました。勝敗の決め方も独特です。3チームのうち、一番失点の少なかったチームに3点、次に少なかったチームに1点が与えられます。一番失点が多かったチームは0点です。ですので、ゲームの途中で、失点のないチームを、他の2チームが連合して攻めるというシーンも見られます。防戦一方のチームが一か八かのロングシュートを放って得点するというシーンもありました。複雑な駆け引きもあるので、チームワークが大事になってきます。コミュニケーションをとらないと勝てないので、そのあたりはゲートボールと似ているかもしれません。

7.jpg

 全試合終了後に行われた、生徒選抜チームと教員チームとのエキシビジョンマッチでは、サッカー部員やサッカー部顧問が活躍していました。もし、この競技をJリーグの選手たちがしたら、トラップやパスの妙技を楽しめる「観るスポーツ」としても成り立つんじゃないかと思いました。ドリームチームができて、 Three Goal Soccer のワールドカップができたらワクワクするなぁ...と妄想は止まりません。いつか、探究活動のテーマになったり、大学でスポーツの研究をしている人の目にとまれば、面白い展開になるのではないかと期待しています。動画も載せておきますので、ご覧ください。

 また、ちょっと熱くなり過ぎました。それくらい楽しかったです!

https://youtu.be/ohfgdLc0KNM?si=URHqp05AMh9bbbTA 女子チーム

https://youtu.be/ohfgdLc0KNM?si=_PDPObCcFWxdiiYW 混合チーム

https://youtu.be/DiJ3iA9e15M?si=PIqjLzyhwV_DyXnE エキシビジョンマッチ

 三国丘高校では、SNSの活用法について指導しています。本校生徒及びこのブログをご覧になっている皆様は、以下の事項を遵守してください。

 本動画およびその内容の無断転載・複製・配布を固く禁じます。

 著作権者の許可を得ていない使用は法的措置の対象となる場合があります。

カレンダー

2025年12月

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31