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【ここまでやるか...】 三国丘だからできる国際交流 その秘訣に迫る!

 学校関係のみなさん、偏見があったらごめんなさい。ただ、正直な感想を言えば、国際交流に来てくれた生徒を、こんなにも手厚くもてなしている学校を他に知りません。校長職を10年以上していますので、いろんな学校の話をきいてきました...が、海外から訪れた高校生に、ここまで多様なプログラムを提供している学校ははじめてです。実は、今日も、交流プログラムが続くのですが、まずは、3つ、写真でご紹介します。最初は、家庭科の調理実習です。和菓子をつくり、茶道部の協力も得て、お抹茶を楽しんだそうです。まさに、堺ならではの体験です。

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 次は、物理の実験です。静電気の実験をしていました。科学は国境を越える共通言語なのだと思いました。実験は、班ごとに行われるのですが、三国丘高校の生徒がエンドラン高校の生徒に英語で説明する場面をたくさん見ました。国際交流はゲストの生徒だけではなく、ホスト側の生徒にも貴重な体験の場であることがわかりました。

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 最後は、公共の授業です。先生の発問に対して両校の生徒が相談して答えを出します。同じようなスタイルの授業は普段もありますが、今日ばかりは勝手が違います。自分が考えていることを、頭の中で一旦英語に変換して相手に伝え、返ってくる英語を日本語に変換して理解するというプロセスを経て、はじめて意見交換が成立します。三国丘高校の英語の授業は、使うことを重視したプログラムをたくさん用意していますが、まさにこの授業は、日頃の学習の成果が試される場となりました。

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 写真をご覧いただいたら一目瞭然だと思いますが、ここまで充実した国際交流をしようと思えば、多くの先生方の協力が必要です。これをするためには、同時にいくつかの環境を整える必要があります。1つめは組織です。今回のように海外から来た高校生を受け入れるケースだけではなく、本校生徒が海外に行く海外研修等も含めて、複雑で柔軟な対応が求められる業務をどの組織が担当するのか...これが明確でないと、仕事に極端な偏りができてしまい、長続きしません。本校では、SGH主担を中心に国際交流員会を組織し、国際交流にかかる業務の一元化を図っています。2つめは、国際交流に関する生徒の理解です。これだけのことをするには、生徒が国際交流の意義について十分理解していることが前提条件になります。生徒が後ろ向きな姿勢では、教員もやりがいを感じることができません。その点、三国丘高校では、部活動を含めて、生徒のモチベーションが高いので、良い環境にあると言えます。最後は、教員の理解です。もし、国際交流の意義を一部の先生方しか理解していなかったら、これだけ多様なプログラムを提供することは不可能です。写真を見てもらえればわかるように、今回だけみても相当数の教員が国際交流に関わっています。このことは、本当にありがたいことです。教員にしてみれば、仕事が増えるわけですから、理由をつけて、特別な授業はできません...と断ることもできたと思います。目の前にいる生徒の成長を一番に考えて、手間を惜しまない、三国丘高校の先生方は、私の誇りです。実は、常々そんなことを感じていたので、今回は自分も少しはお役に立ちたいと企画したのが、先にこのブログで紹介した柔道授業です。やってみて、あらためて、本校の教員の心意気と、その陰にある苦労を知ることができました。

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