大和田小学校のみなさんありがとうございました。

 6月24日(金)、2年間実施が見送られていた地域校との交流(学校間交流)を行うことができました。本校の最も近距離(本校より北東300m)にある小学校です。大阪市立大和田小学校3年生のみなさん(38人)が西淀川支援に来てくれました。


 西淀川支援学校体育館で対面、両校から挨拶をした後、グループに分かれてボッチャというゲームを通して交流を行いました。ボッチャ(Bocca)は、パラスポーツとして有名です。健常者でも、車いすの人でも、腕に力が入りにくい人でも同じルールで楽しめます。「ジャックボール」とよばれる白い球を目標に、2チーム(赤、青)が交代で球を投げ、カーリングのように最終的に白い球に近いボールを有するチームが勝つというグループ競技です。

 西淀川支援学校では、運動会で取り組んだり、課外クラブもあり日常から親しみのあるゲームです。
対して、小学校のみなさんは、初めての児童も多くいましたが、すぐに慣れて西淀川支援学校チームと大和田小学校チームで交流試合をすることができました。

 小学校チームでは、初めてなのにとても精巧なショットに歓喜、ついつい力が入って大きく転げすぎさせて残念..笑いがあふれていました。迎え撃つ西淀川支援学校チームは普段の練習の成果で確実に転がしたり、補助具(ランプスと言われる転がす坂道)を駆使してスーパーショットがみられたり... 気が付いたら両校の児童が一体になってゲームは大盛り上がりでした。みんな笑顔で過ごすことができました。大和田小学校のみなさん、本当にありがとうございました。また、次の機会もよろしくお願いします。

(校長の独り言)本当に快く、交流に応じていただき誠にありがとうございました。 コロナで失われてはいけないことは、いつも近くに同じく学ぶ人がいるという「意識」と、いつでもどうぞという交流の「ノウハウ」です。 今年は、「やりましょう。」「何ができるか一緒に考えましょう。」と準備ができました。

 ブログ用の写真を撮っていて、これだけたくさんの子どもたちの良い笑顔が集まる活動なのに、できるだけ「顔を写さない」ようにとばかり気を付けているのは、なんだか悲しいなと思いながらの撮影でした。それぞれの児童生徒の肖像権、プライバシーへの配慮が必要なことはもちろん、HPの写真が悪用される危惧も皆無ではありません。子どもたちの笑顔が公に発表できるInternet上の世界は来るのでしょうか?

アフターコロナは、人と人とが生でふれあい、そして安心して笑顔の写真が公開できる世界になってほしいと思う限りです。

 

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