令和4年度の「修学旅行」無事に終了しました。

「修学旅行」は、本人はもちろん、保護者、教員からももっとも期待も大きく、その成果が明確な行事です。緊急事態宣言の発出されほとんどの活動が中止された2020年でさえ、学校行事で最も実施したい活動は「修学旅行」でした。
 今年度の西淀川支援学校の修学旅行についてお知らせします。
(HP上ですので児童生徒の写真はモザイク処理をしています。お許しください。)


 中高6年生(高等部3年)は、9月28日(水)~30日(金)滋賀県信楽(信楽焼絵付け体験)~三重県鳥羽(水族館、買い物)~パルケエスパーニャ(体験、買い物)の行程で二泊三日を貸切リフト付きバスにて行ってきました。大阪府を離れ、隣の隣の県まで長い移動距離もものともせず、それぞれの施設での活動でした。やったことないけどやってみよう、自分の力でやってみようとチャレンジをすることがさすが高等部ということを感じました。Point Blur_Oct252022_095208.jpg
 小学部は、10月13日(木)~14日(金)神戸市北区にある神戸フルーツフラワーパークホテル(宿泊、買い物)、隣接する遊園地で活動、一泊二日を行きは通学バス、帰りは福祉タクシーにて行ってきました。豪華なホテルの料理やお風呂(スイートルーム)に入りましたよ。遊園地では乗り物に大満足でした。
       

 中高3年生(中学部3年)は、10月20日(木)~21日(金)明石海峡大橋~淡路島おのころパーク(体験、買い物)~須磨(宿泊)~神戸どうぶつ王国(体験、買い物)の行程で一泊二日を貸切リフト付きバスにて行ってきました。なによりも最高のお天気、明石海峡や小豆島など海がきれいに見えました。おのころパークで世界遺産のミニチュアの前で撮った写真の美しいこと、アトラクションも楽しめました。旅館ではおいしいごはん、露天風呂にも入りましたよ。二日目は、たくさんの鳥や動物に大感動!たっぷり2日間の活動を達成ができました。

 さて、コロナ渦の様々な行事等の見直しの中で大切にされてきた「修学旅行」ですが、3つの修学旅行を終えて小学部、中学部、高等部としての6年間3年間のそれぞれの成長と西淀川支援学校教育の一貫性を感じることができる活動でした。

 児童生徒の重度化、多様化に併せて、コロナ対策で移動方法や宿泊施設、活動施設などに制限や制約が大きくなった中で目的地や内容を厳選したのが今年の修学旅行です。より遠くや多様な見学先をめざす修学旅行だけでなく、小学部は初めての修学旅行として基本的な食べる、家以外で泊まるという目標をしっかりと捉えたものでした。中学部は、普段活動している地域から一歩外へ踏み出せた実感があり、泊まる以外に2か所の異なる施設の利用できる力も成長を感じました。高等部は、しっかりと二泊三日の移動行程をこなせたこと、施設にたっぷり時間をかけて各生徒の目標に応じた活動で構成されていました。それぞれ立派に目標達成ができたと思います。

 最後に、校長ブログなのでひとこと、ほんとに「修学旅行」は校長先生になって良かったと感じる時間なのでした。
 

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