アメリカ研修ブログその⑱(補足編8/4)

こんにちは。英語科の山崎です。

一昨日の10日の夕方に、外務省主催の「若手教員米国派遣交流事業」で派遣されたアメリカ、ポートランドから無事日本に帰国しました。

加入していた海外渡航保険も利用することなく、安全に帰国することができ、一安心です。

さて、PSU(ポートランド州立大学)での2週目の内容を記事にすることができませんでしたので、これからダイジェストでお送りしたいと思います。

日付は現地日時だと思ってください。


8月4日(火)
この日は、アメリカから見た日本というテーマで、午前中は大学の教室を出て、キャンパス内の学生などに、日本や日本の教育について持っているイメージをインタビューしにいきました。
印象的だったのは、アメリカでは、生徒の教師に対する尊敬の度合いが低い傾向にあるという回答や(日本はどうでしょうか?)、私にとって意外だったのですが、日本のイメージは「アニメ、マンガ」ではなく、伝統的なもの(着物など)の印象のほうが強いという回答でした(世代によってはアニメと答える学生もいたそうです)。

あと、日本の教育に対してよく知らないと答える学生が多かったのですが、この理由は、日本人がPSUに学部生として入学する例が少ないからだろうと推測ました。キャンパス内には、私のように短期留学する日本人学生は多いのですが、4年間一般学生として入学する日本人はまだまだ少ないので、現地学生が、日本からの留学生と深く接する機会がそう多くないのだと思います。

外務省の研修でもありましたが、日本人が短期留学する例は多いですが、4年間もしくは2年間現地の学校で勉強する例は少ないので、これからどうにか増えていくように、今回の経験を生かすことができれば、と思ったのでした。


午後からは、私たちの中からJETプログラムについて発表するグループから、第一回目の発表がありました。会場にはPSUの学生なども集まり、彼らに対して、JETプログラムの説明です。

そもそもJETプログラムとは、英語を母国語とする外国人教師の日本への派遣プログラムです。
DSCN0143.JPG我々日本人教師が外国人教師対して、どのような点を期待しているか、どのように働いてほしいかなどを熱く訴える、ナイスプレゼンテーションでした!英語を教える専門性も必要ですが、授業だけではなく、授業外の活動にも積極的に参加し、あくまで「教育」に携わってほしいということを伝えていました。

その後は、プレゼンを聞いた現地の大学生たちとの、少人数でディスカッションする機会があり、日本とアメリカの教育について意見を交わしました。


ダイジェストで記事にすると言いましたが、少し長くなってしまいましたね...。次からはもっと端的に表現します。

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