こんにちは。
補足編続きを書いていきます。
8月5日は移民問題がテーマです。
午前中、アメリカの移民の歴史や日系アメリカ人の歴史を学びました。
午前中の後半は教室を出て、キャンパス内や、町の人に対し、「自分の家族の歴史」についてインタビューしました。
調査してみると、自分のルーツがアメリカ以外にある人ばかりで、アメリカが「Melting Pot(人種のるつぼ)」や「Salad Bowl(人種のサラダボウル)」と表現される理由がわかります。
実はこの「るつぼ」と「サラダボウル」の議論は単純な問題ではなく、インタビューしてみると、ある人はアメリカは「るつぼ」(移民が元々の文化を捨て "アメリカ人" になろうとする)であると答えたり、別の人はアメリカは「サラダボウル」(移民がそれぞれの文化を保ったまま生活する)であると答えたりと、人によって、回答が異なりました。
午後は、Japanese American Historical Plazaと、
日系レガシーセンターへ行きました。
日系レガシーセンターは、日系アメリカ人の歴史を、人々に共有するための施設です。博物館のような感じで、様々な展示物を見ることができます。
第二次世界大戦中、西海岸周辺の日本から来た移民やアメリカで生まれた日系人は、慣れ親しんだ土地から立ち退き、concentration camp(強制収容所)へ行かねばなりませんでした。
記事前半で述べたように、今でこそ、アメリカは様々なルーツを持った国民の集まりですが、過去のできごとを学び、今後の世代に伝える重要性を感じるとともに、今後もすべての「アメリカ人」がアメリカで公正な自由と権利を得ることができるように願いたいと思います。