人権講演会が11/16(木)に1年生で行われました。
17(金)には2年生で行われます。
テーマは、部落差別問題。
講師は、
北条青少年教育センター所長の梅本正直さん、
NPO法人ほうじょう事務局長の中井和真さん。
10/26(木)に、講演会に向けての事前学習として、なぜ部落差別は起きたのか、今でも残る部落差別を学びました。
それでも「部落差別?そんなのもうないやろ?」「出身地で差別することなんかないやろ」と思っている生徒もいたでしょう。
同じようにお思いのこのブログの読者の方もいるでしょう。
その思い、今回の講演で部落差別を受けてこられたご本人による「生の声」を聞き、変わったと思います。
人から聞いた噂、何の根拠もない偏見などを鵜呑みにしていると、これからも部落差別をはじめ、その他の差別はなくなっていきません。
間違っていたり、おかしかったりすることに「それは違う」と言えるようになる。差別をする人を減らすのではなく、差別を許さない人を増やす。
若い高校生のみなさんのその思いが、他の人にも広がっていくことで、差別がなくなっていく1つのファクターになります。
講演会後にたまたま話した生徒からは「めちゃめちゃグッときた。自分は、普段特に何も考えずに自分の好き勝手に行動してきたんやなとも思えた。」と、自分の行動を見つめ返す言葉もでていました。
ひとりひとり様々なことを感じ取ってくれたかと思います。
今回感じ取ったことを大切にしてください。
そして、明日11/18(土)には、梅本さんが顧問を、中井さんが代表を務めておられる太鼓集団「魁」に、ご公演いただきます。
「魁」は、部落産業の1つである太鼓や皮革製品作りに生涯を賭ける職人の思いを大切にし、太鼓の公演を通して、部落の素晴らしい文化を広め、部落差別をなくしていこうというグループです。
明日は「生の音」を聴いて、さらに理解を深めましょう。