4月29日の祝日、商大堺高校のグランドで行われた対豊中高校との3回戦で、見事に2試合続けて、逆転サヨナラ勝ちでした。バンザイ~。
晴天の中2時から始まった試合は、接戦でヒヤヒヤの連続でした。1回表の満塁のほか、相手は毎回のように得点圏まで走者を進めましたが、本校のピッチャーのふんばりで得点を許さない展開でした。
そして、4回の裏、堺西は外野手の頭を越えるヒットなどで2点先取。ところが豊中高校も前回の試合で11点も取った学校です。5回に1点、続く6回にも大量4点を取ってしまいます。とうとう、2対5とリードを許してしまいました。たいていの高校では、ここであきらめてしまうものですが、さすが粘りの西高生。続く5回の裏に、長短のヒットと盗塁をあわせて、3点を返します。ただちに同点。
その後、7回、8回、9回と両校のピッチャーが好投し、無得点のまま延長戦へ。
延長10回表、相手は本校の2年生投手に襲い掛かり、2点を取られてしまいました。いよいよこれまでかと思いましたが、その裏堺西はノーアウトで2本の連続ヒットで同点のランナーが出塁。相手投手のワイルドピッチでノーアウト2塁3塁となりました。この場面では、ベンチも応援席も最高の盛り上がり。次の打者がヒットでまず同点。そして、ノーアウト2塁3塁のまま、次の打者がするどい金属音とともにライトへのライナー。これがヒットになり、3塁走者でまず同点。2塁走者はきわどいタイミングの中、キャッチャーのタッチをかいくぐってベースへ。見事な走塁で3点目でした。サヨナラ勝ち。すごい試合でした。
勝った後、応援席ではおおはしゃぎ。毛虫が木の上からポロポロ落ちる中で、最後まで応援したかいがありました。
試合前に整列した堺西高生
4回の裏に2点先取してもりあがる西高選手たち
延長10回の表に豊中高校が2点取り、もはやこれまでかと思った瞬間
10回裏、2点差をはねかえす力を見せた西高生
勝利をおさめ、整列した西高生
毛虫の落下攻撃に耐え、必死に応援した生徒・保護者の皆様。
ほんとうに、ありがとうございました。
堺西高 校長