8月15日(金曜)、終戦記念日です。悲惨な戦争で多くの方が亡くなられ、その方々への弔いの気持ちと、あらためて平和の尊さ・大切さを強く認識することができる日です。
さて、夏休みに入って、登校する生徒は減りました。しかし、部活動の生徒や、西高祭に向けて準備する生徒の声が、元気に響いています。
沖縄県の県花であるデイゴ、校庭にはその花に近いアメリカデイゴという花が、たいへんきれいに咲いていました。早速写真に取りました。
この花は、たいへん甘い蜜を持っています。私もストローで吸ってみましたが、本当に甘く、砂糖水のような感じでした。多くの鳥たちが甘い蜜を狙って、この花に集まって来るようで、そのため花びらは厚く、しっかりできています。鳥達は、この花びらに停まって蜜を吸っていると、その花びらの上、かぶさるようにあるおしべやめしべの花粉が、鳥の頭に付着するしくみになっています。そうして、花粉が鳥によって拡がっていくという、自然のすばらしいしくみを、生物の先生である左木山教頭先生から教えていただきました。
この写真を見ると、花びらとおしべ・めしべの位置がよく分かりますね。以上、今日は生物の時間でした。
