「防災の日」だった昨日の16時前後からの雷雨は凄まじいものでした。雷雲の巣の中に入ったという感じで、しばらく雷鳴が次から次へと轟音を響かせていました。校内放送で帰宅等を一時見合わせるように指示したのですが、すでに帰宅途中の生徒はさぞかし怖かったのではないかと思います。
短時間で急速に発達して移動してくる天候の急変は予測が難しいです。出かける前に天気予報などを注意して聞いて、急変の可能性がある場合は、それなりの算段をしておくことなども大切になると思います。
7・8月には台風があまり日本付近に来なかったのですが、9月以降は油断できない状態になりそうです。とにかく海水温が高いので、海上でエネルギーをためた状態でやってきて、偏西風にのり、列島を縦断することになるので、本当に心配です。
2018年のこの時期に襲来した21号は大阪府に大きな被害をもたらしました。府立学校でも多くの学校の施設に多大な破損等を与えました。(私も当時の勤務校の状態には大変な心痛を覚えました。事後対策対処にあたったそれからしばらくのことは、記憶が途切れがちなのですが、日ごとの記録をつけるようにしていました。)その時のことで、府内ではいまだに屋根にブルーシートがかかった家屋を見かけるほどです。
今週末から来週初めにかけて、台風10号の動きが大変心配されています。進路予測が様々に出ていますが、どのコースをとるにせよ、被害が大きくならないことを祈るばかりです。(実際に被害に会う人がいるかもしれないわけですから、自分のところには来てくれるな、他所にいきそうだからホッとした、というコメントには気をつけるべきでしょう。)府立学校も今週末に行事や部活試合がひかえているところも多いと思います。本校でも教育庁などと連携して、いろいろと万全を期して備えるつもりです。
防災週間になっているこの時期の各自治体の広報などには、台風への備えのチェック項目などが載っていますし、ネットなどでも参考になる記事があります。防災週間には台風を含めた様々な災害への備えのチェック確認をする、という習慣がより定着するようにしていきたいものです。