前回に記したように、昨日午後から桃山学院教育大学キャンパス会場で体育コース2年生による「スポーツ概論」研究発表が行われました。すばらしい環境の整った講義室での発表ということで、生徒達には良い経験だったと思います。グループテーマをいくつか挙げてみます。「スポーツ医学~けがとの向き合い方~」「効果的に筋肉をつけるためには」「スポーツと食事」などです。全10グループが選んだテーマに関して①テーマ設定の理由②調査の方法③有力な説と批判意見④自分たちの考察⑤まとめ、という内容で順次発表を行いました。
質疑応答も活発に行われ、自分たちの学校生活の実態に当てはめた時にどう考えたり、実践すればよいか、など具体的な掘り下げの思考を要する質問も出たりしていました。また、生徒たちの発表に関係して、授業指導に関わっていただいている大学の先生からチームワークとけがの因果関係についての新しい知見を教えていただき、とても参考になったと思います。最後には大学生による発表もしてもらって、データを収集しての本格的な体育スポーツの研究とはどのようなものかについて、生徒たちは熱心に耳を傾けていました。
発表の仕方や問題の切り口と光の当て方と追究の仕方などについては、今後のさらなる勉強が必要かもしれませんが、各グループとも誠実な姿勢で臨み、スライドに工夫を凝らしたり、今回のことを通じて思うようになったことなどを説明したりして、とても良い雰囲気の発表会になっていたと感じています。発表を聞く態度も非常によく、興味がわいたテーマについては各自でより深く調べたりしてもらいたいと思います。
最後になりますが、本校の授業に関しまして、ご指導、ご助言、発表などをしていただき、今回すばらしい会場を用意していただいた桃山学院教育大学の皆様には深く感謝申し上げるしだいです。