予定通りにいけば、明日で1学期末考査が終了します。西高生のみなさんの手ごたえはどうでしょうか。最後まで気をゆるめずにがんばってください。
さて、通信大手のシステム障がいにより、一部に連絡に支障をきたす状態が続いています。それに関連して、公衆電話の必要性が見直される報道がいくつか見られます。私も財布のなかには50度のテレフォンカードを1枚入れています。それと少額ですが、現金も必ず持つようにしています。防災訓練の際などにも生徒に伝えるのですが、災害などの際にシステム不通に陥った時でも、連絡手段を確保して、食料も買えるようにはしておかなければなりません。カード決済や携帯電話決済はとても便利ですが、機器での読み取りができない状態になれば物は買えません。
戸締りについても開閉を携帯による通信で行うケースがこれから増えていくと思いますが、それができない時のことを考えて、結局は鍵も併用することになるのではないでしょうか。便利さに伴うリスクについては、あらかじめ知っておく必要があります。便利な機能を満載した機器を買ったのはいいけれども、扱いに気をつかい、故障したときの費用も相当かかるといったこともあるでしょう。本当は宣伝する側はメリットとデメリットをきちんと伝えることが必要な倫理ですが、ともすればデメリットのほうはあまり強調されないことが多いものです。
台風が近畿地方に接近する予報も出ています。地震も各地で頻発していますし、ここにきてコロナ感染症もふたたび増加の兆候がみられはじめました。「備えあれば憂いなし」という言葉あります。情報が溢れているので、実は備えがあっても心配の種は尽きないことが多いのですが、やはり備え自体はしっかりとしておくことが必要です。デマや風評にふりまわされることなく、必要な情報をつかんで対策をすることが大切です。なお、コロナ感染症対策に関しては、保護者の皆様向けの関連文書を近日中に配付する予定です。